日本酒漂流記〜あべ〜

新潟県

あべ
〜楽風米 純米吟醸〜

酒好<br>しょーた
酒好
しょーた

地元の酒米楽風米を使用した
フレッシュジューシーな味わい😋
低アルコールで爽やか飲み疲れせず
冷やしてスッキリと飲みたいお酒🍶

⚫️あべのスペック

新潟県柏崎市にある
1804年創業の阿部酒造

柏崎の軟水で醸した日本酒が特徴であり
「越乃男山(こしのおとこやま)」
は代々続いている地元の定番酒である

しかし5代目より前より
阿部酒造は生産量は少なく
廃業の危機に晒されていた

そんな危機に立ち向かったのが
現当主6代目の阿部裕太氏である

当時新潟県は淡麗辛口の蔵が多い中
先代が好んだ辛口とは真逆の
甘い酒を造っていたのだとか

そんな6代目阿部氏は
「自分の美味しいと思うものを
造らないと全力で営業ができない」

と気づくようになった

次第に甘さはほどほどに
酸で輪郭を造っているような
酒造りにシフトするようになり
自分の目指す酒造りに
徹底的にこだわるようになった

2015年からは
「あべ」シリーズがスタートし

米の旨みと酸の調和追求したその味わいは

特に若い世代や
日本酒初心者にもおすすめされる
全国に日本酒ファンを多く持つ
注目のブラントである

阿部酒造造りの方針/4つの理念 Memo

①リストランテの最初から最後まで
②常に発酵を楽しむ
③「圧倒的に」うまいを目指す
④常に挑戦者であれ

              阿部酒造HPより引用

通年販売のあべは

あべ ブラック
あべ シルバー

その他
★(スター)シリーズ
圃場(ホジョウ)別シリーズ
様々な企画品にて
阿部酒造を発展させ
新しいお酒造りとして挑戦している

                              阿部造場HPより引用


※紹介リンクはあべシルバーです!


今回は3〜4月にかけて発売される
「あべ 楽風米」
こちらのレビューをしていきたいと思う!

⚫️あべ 楽風米ベル


あべシリーズは
「あべ」とひらがなで
シンプルに書かれた文字が特徴的

定番商品に加え
季節ごとに限定色を出し
リリースしている

ラベル下端には
since1804と
阿部酒造の創業年が
刻まれている

酒好<br>しょーた
酒好
しょーた

今回の楽風米はグリーンカラー✨
爽やかさや新緑の季節
イメージして
造られているのかな…🍶

 ⚫️

爽やかな香り

適度なガス感と
甘みや酸味が共存する
甘旨ジューシースッキリと
バランスが良く取れている

低アルコール
軽やかで
杯を重ねても嫌にならない
食中酒としても飲めるお酒

酒好<br>しょーた
酒好
しょーた

気づいたら無くなってる…💦
楽風米は五百万石とどんとこいの交配の交配により生まれた酒米
五百万石より高精白で
クリアな味わいなんだとか

米:楽風米100%
精米歩合:60%
アルコール分:12度

⚫️マリアージュ


今回飲んだ
あべ 楽風米
日本酒が苦手な方でも
飲みやすく爽やかスッキリなお酒


ワカメと新玉ねぎの和物等の
さっぱりとした前菜から

鳥の塩焼きといった
メイン料理まで

そっと寄り添って
飲み続けられるお酒である

新潟県の食材やグルメに
合わせるとしたら
鯛めし


解説:新潟県柏崎市は
約42kmに及ぶ海岸線と豊な漁場を持ち
特に笠島沖は鯛の産卵場として
知られている

そんな
新潟県内でも有数の鯛の水揚げ量では
新鮮な鯛めしや鯛茶漬けが
柏崎の食文化の象徴になっている

ちなみに
2013年には『全国ご当地どんぶり選手権』で
柏崎の鯛茶漬けが
グランプリを獲得している

              柏崎HPより引用

おがしょの晩酌

今回
たらの南蛮漬け
とともにペアリング

ピーマン、玉ねぎ、人参を細くきり
酢醤油と砂糖の調味料で
甘酸っぱく味付け

味の染み込んだ
柔らかいタラの身と
シャキシャキの野菜

一体となり
4月の少し暑くなってきた季節にも
食欲落とさず
どんどん食べ進められる料理

あべとの相性もとても良い

酒好<br>しょーた
酒好
しょーた

タラには小麦粉をまぶさず
揚げ焼きにして糖質カット
これぞRIZAP風(笑)


くぅぅぅう〜最高!!

⚫️ワンポイントコラム
新潟の日本酒はなぜ食中酒にぴったりなのか


新潟といえば
米どころ・雪どころ・そして酒どころ

数ある酒どころの中でも
新潟の日本酒は食中酒として
優れているとよく言われる

ではなぜ
そんなに相性がいいのか?
自分なりに調べまとめてみました!

1:「淡麗辛口」
料理を引き立てる味わい



新潟の日本酒は「淡麗辛口」が主流
すっきりとキレがあり
雑味が少ないのが特徴

これにより
料理の味を邪魔せず
むしろ素材の良さを
引き立ててくれる

味の濃いおつまみはもちろん
あっさりした和食とも相性抜群

2:軟水仕込みで
優しい飲み口に



新潟の水は、やわらかな「軟水」
この水で仕込まれた酒は
発酵がゆっくり進み
ふくらみのあるまろやかな味になる

そのため
どんな料理にもスッと寄り添う
やさしい飲み口に仕上がる

3:新潟の郷土料理との絶妙なペアリング


例えば…
へぎそば × 吟醸酒
塩引き鮭 × 本醸造酒
・のっぺ汁 × ぬる燗の純米酒

こうした新潟の郷土料理と地酒の
組み合わせは
まさに“地元が生んだ黄金バランス”

気候・食材・水・人の手が
揃っているからこそ
完成された味の調和がある

4:酒のタイプも
多様で選びやすい


新潟には90以上の酒蔵があり
同じ「淡麗辛口」といっても個性はさまざまです
・軽快でドライな辛口
・優しい甘みを感じる純米
・フルーティーな香りを持つ吟醸タイプ

自分の好みに合った1本を探す楽しみも
新潟の日本酒の魅力

   

酒好<br>しょーた
酒好
しょーた

個人的には新潟の日本酒は
派手というより
バランスの良さに長けている印象
食中酒として活躍するお酒が多く
飲み比べも楽しいです!

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

阿部酒造 あべ 楽風舞純米吟醸 グリーンラベル 720ml
価格:2,420円(税込、送料別) (2025/4/21時点)


※紹介リンクはあべ楽風米です

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