鍋島
Blossoms Moon
桜のラベルが美しい
日本の春を象徴するような
鍋島春限定の醸造酒
⚫️鍋島のスペック
1923年創業の盛寿から
1948年富久千代酒造と社名を変更
その後三代目飯盛直喜氏にて
佐賀県で
「こだわったダントツのお酒を作る」
との想いから
地元の酒屋さんと
数多くの話し合い末
1998年「鍋島」は誕生した
誕生当初は売れ行きも
伸びず
苦しい時期が続いた…
しかし
飯盛氏の懸命な努力で
鍋島の想いや熱意が徐々に伝わり
近隣の地酒専門店や特約店での取り扱いも増え
鍋島という日本酒の噂は
日本全国に広がっていった
2011年には
IWC 日本酒部門
チャンピオンSAKE受賞
その後も数多くの賞を受賞した
現在では四代目として
飯盛直喜氏の娘である
飯盛日奈子氏を含め
「鍋島の魅力」を国内だけでなく
世界へ発信をしている


富久千代酒造 HPより引用
※載せている紹介リンクは
blossom Moonsと異なります
鍋島は四季ごとに異なる味わいの
「Moonシリーズ」を展開している
⚫️New Moon
⚫️Blossoms Moon
⚫️Summer Moon
⚫️Harvest Moon
今回は春限定
「Blossoms Moon」
鍋島の春を彩る純米吟醸酒であり
人気のあるお酒
こちらのレビューをしていきたいと思う!
⚫️鍋島〜Blossoms Moon〜のラベル
定番の鍋島とは違い
少し小さく書かれた
「鍋島」の文字
春を象徴する「桜」を
モチーフにしたデザインであり
派手なメタリックピンクが
とても可愛い
どことなく
シャンパンやワインのような
雰囲気を漂わせるラベルデザインは
イタリアンやフレンチの
レストランにあっても可笑しくない
⚫️味
フレッシュ青リンゴのような
爽やかな香り
一口飲むと吟醸香と共に
華やかに広がり
スッキリと軽い印象
優しい甘みや酸味が嬉しく
春が旬の食材と
合わせたい
四合瓶の開栓注意程の
強さは感じないが
微かなガス感も感じる
九州は焼酎といったイメージを
払拭させる
初心者でも飲みやすい
限定酒
使用米:但馬強力100%
精米歩合:50%
アルコール分:15度
⚫️マリアージュ
今回飲んだ
鍋島〜Blossoms Moon〜は
春限定日本酒
季節野菜の天ぷらや
程よい吟醸香があり魚料理とも
相性よくオススメ
佐賀県の食材やグルメに
合わせるとしたら…
イカの活造り
解説:佐賀県唐津市呼子町の名物
玄界灘で獲れた新鮮なイカ
呼子のイカの活造りには
ヤリイカとアオリイカが
主に使用されている
特に春〜夏のシーズンではヤリイカが旬を迎え
甘みが強くコリコリした食感が特徴
また呼子町の至る所で
天日干しされたイカが売っており
街自体も呼子の朝市にて
盛り上がりを見せている

おがしょの晩酌
今回
苺のクリームチーズのせ
とともにペアリング
苺が旬を迎え
スーパーの野菜売り場に行くと
苺の良い香りが
デザート感覚で
日本酒と共に春を
感じるペアリング
くぅぅぅう〜最高!!!

⚫️ワンポイント雑学
『佐賀県独自の変わった条例』
について
佐賀県鹿島市では2013年6月に
「日本酒で乾杯を推進する条例」が
制定された
この条例は
伝統産品である日本酒による
乾杯の習慣を広め
日本文化への
理解の促進に寄与することを
目的とするものである
佐賀県以外にも
秋田県、山形県、栃木県等
日本酒等による乾杯を促進する条例
を策定している県はある
佐賀県は
伝統的に日本酒の生産が
盛んに行われており
その背景には
佐賀県が米と水の名産地であることが
理由として挙げられている
また江戸時代末期には
佐賀藩が酒造りを奨励したことで
日本酒の文化が根付いたとか
日本酒を通じて
地域振興や観光産業活性化を目指す
取り組みは
県産の日本酒の認知度の向上や
消費量の拡大に貢献している
条例施行後
佐賀県では日本酒関連イベントが
積極的に開催されている
例えば
2023年には
「佐賀酒乾杯条例10周年記念イベント」
が開かれ多くの人が参加された
このような取り組みもあり
日本酒消費量について
2019年に佐賀県が全国1位をとる等
一定の成果が得られている

鹿島市HPより引用
※載せている紹介リンクは
blossom Moonsと異なります
コメント