大嶺酒造 3粒
〜冬のおとずれ〜
洋梨のような香りを堪能!
雪のように溶け込み
ミルキーさを感じさせる
冬ならではの味わい!
⚫️3粒 冬のおとずれのスペック
1822年に酒造りが開始した大嶺酒造
1955年に一旦幕引きとなるものの
秋山剛志氏の「酒造復活」により
2010年に『Ohmine』発売となる
発売以来、国内はもとより
海外からもラブコールが絶えなくなった
大嶺酒造が新たに造り出した『Ohmine』は
山口県のカルスト台地として
神秘の地とされる「秋吉台」の近く
別府弁天池の神秘水を使用している
この青く透き通る水は
日本酒に合う軟水でありながらも
カルシウム値が高く
このカルシウムが酵母の働きを
サポートする
その為低温の環境下でも発酵が
スムースに進み味わい豊かになる
その中でも冬のおとずれは
毎年冬に発売される期間限定酒
国内外で高い人気を博し
完売必須のうすにごり酒となっている
⚫️3粒 冬のおとずれのラベル
「古典レシピを尊敬しつつ先人のなし
得なかった日本酒を想像する」を基本理念に
スタイリッシュかつモダンで
大きな注目を集めている大嶺酒造
夏と冬に限定のイラストで
販売されている
冬には「冬のおとずれ」として
雪女の切ないイラストを
特徴としている
人気イラストレーターの
たなかみさき氏とのコラボレーション
作品であり雪のように
白く美しい日本酒に仕上がっている
⚫️味
開栓すると洋梨や青リンゴを
思わせる香りが漂う
フルーティーながらも
米のジューシーさを十分に感じ
ミルキーな米の旨みを堪能できる
下に沈殿している澱と混ぜることで
まるで雪が溶け込んでいるような
そんな錯覚に陥る
口には米の酸味や苦味を残しつつ
イラストの雪女に吸い込まれ
セクシーな味わいとなっている
⚫️マリアージュ
そのままでも美味しいが
冬ならではのお料理を
お料理の蒸気越しに外を眺めながら
ペアリングとして良さそう
例:なべ、おでん
山口県の食材やグルメに合わせるとしたら
みかん鍋
解説:山口県の郷土料理
山口県の周防大島はみかん栽培が盛んで有名
売り物にならない小さいみかんが
鍋にぷかぷか浮かび
近海でとれる地魚と野菜との相性抜群
日本旅行Trip+aHPより引用
おがしょの晩酌
今回はカンパチのカルパッチョ
とともにペアリング
カルパッチョにはレモン果汁を足して
柑橘系の香りを合わせた
新鮮なカンパチのコリコリした食感と
程よい脂が口の中で広がる
そこの口の中に流れるのは雪のような
滑らかながらもスッときれる
冬のおとずれ
くぅぅぅう〜最高!!!
⚫️ワンポイント雑学
『五百万石』について
冬のおとずれにも使用されている
五百万石
現在山田錦に次いで
生産量第2位の酒米となっている
原産地は主に北陸であり
西が山田錦なら
東は五百万石と例えられるほど‥
味わいは
シャープで落ち着いた味であり
一言で表現すると
仙人のような落ち着きと
言われている
粒自体は山田錦と比べ小さく
高精米には不向きとされるが
麹が作りやすいため
扱いやすい酒米と定評がある
クセがなくグイグイ飲めてしまう
淡麗系に相性が良く
北陸のお酒の中では
重宝されている酒米である
精米しずらいと言われながらも
五百万石を50%まで精米した
冬のおとずれ
是非冬限定の
五百万石の米の旨みを
十分に味わってほしい
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