日本酒漂流記〜飛鸞〜

長崎県

飛鸞
〜にこまる〜

日本酒ビギナーにもオススメ
長崎県の食用米「にこまる」のコク
思わずニコッと笑顔になる
軽快な後味がたまらない一杯

⚫️飛鸞のスペック

風情ある町屋が並ぶ城下町の風景が
今もまだ残る
長崎県平戸市

かつて大航海時代には
「フィランド」と呼ばれ
海外と日本を往来する
人々の貿易拠点として栄えていた

そんな平戸にて
1895年「小松屋」の名称で
森幸吉氏により創業

1955年に法人化
「森酒酒場」と改名

4代目森幸雄氏を
当主として牽引しつつも
廃業寸前だった蔵であったが

2018年には
5代目若き天才杜氏である
森雄太郎氏により
蔵の立て直しが図られ
酒造りが再構築された

メインブランドも時代とともに変化
「菊の露」から「豊年」
そして「飛鸞」へと変化していった

森雄太郎氏 Memo
広島大学にて発酵工学を学び
宮城県にて3年間の修行を経て
27歳で平戸に帰郷
探究心と手腕は業界内で
一目置かれ注目を集めている


国内外の艦評会では高評価を獲得し
着実に飛鸞の魅了を受ける
日本酒ファンは増えてきている


飛鸞の定番商品は

飛鸞 にこまる
飛鸞 Classic
飛鸞 絆(KIZUNA)
飛鸞 神楽(KAGURA)


精米歩合やコンセプトの異なる
多彩な限定商品も多くリリースしている

                     森酒造場HPより引用

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

飛鸞(HIRAN-ひらん-)にこまる 火入れ 1800ml
価格:3,355円(税込、送料別) (2025/4/15時点)


※紹介リンクは1800mlです


今回は定番酒
「飛鸞 にこまる」
こちらのレビューをしていきたいと思う!

⚫️飛鸞 にこまるベル


飛鸞と丸く書かれた
緑色の鮮やかな文字

鳥の羽はおそらく
霊鳥の「鸞」の羽
意識したものか

2024年から
肩ラベルに
点字デザインを採用しており
ユニバーサルデザイン
一環として国際的にも
通用するデザインとなっている

肩ラベルには
「飛鸞」のブランドと
商品タイトル(例:「神楽」、「にこまる」)
が記載されている

飛鸞のラベルには
ユニバーサルデザイン
商品ごとのカラーリング
平戸らしさ歴史的ロマン
込められている

 ⚫️

爽やかな乳製品を思わせる良い香り

生酛造りならではの
酸味が先行し
スッキリと口の中に馴染んでいく

使用されている
「にこまる」
2005年に開発された食用米
暑さに強い粒の大きい
もちもちした食感で西日本中心で
収穫されている

そんな「にこまる」を
風味を口いっぱいに堪能でき
まろやかなコクや複雑み
感じられるお酒になっている

飲み口よく
日本酒ビギナーの方でも
美味しく飲めることができる

麹米:山田錦 掛米:にこまる
精米歩合:65%
アルコール分:14度

⚫️マリアージュ


今回飲んだ
飛鸞 にこまる
日本酒が苦手な方でも
一度は飲んでみてもらいたいお酒

飲み口が軽快
爽やかな酸味
まろやかなコクが印象的
マリネのようなさっぱりとした前菜や
お刺身といった食中酒としても最適

長崎県の食材やグルメに
合わせるとしたら
クエのお刺身


解説九州地方では「アラ」と呼ばれ
多くの人から親しまれている
長崎県産の天然クエ

長崎県は海底の隆起が複雑で
対馬暖流が通ることにより
餌となる小魚や甲殻類が豊富

長崎県は全国でも有数のクエの産地であり
あらゆる漁場で
クエの水揚げがされている

クエの最大の魅力は
白身でありながらも
驚くほどの旨みを秘めていること

刺身や唐揚げ、鍋や煮付け
様々な調理方法で楽しむことができる
魅力的な高級魚である

長崎市公式観光サイト travel Nagasakiより引用

おがしょの晩酌

今回
アラ!(のりの佃煮)を使用した
アボカドとツナのユッケ風
とともにペアリング

魚のアラではないですが…
九州ならではののりの佃煮
(都内には売ってる場所を見たことない)

アボカドとツナと和えた
ちびちびと食べれる一品

のりの風味とアボカドの濃厚さ
が相まってツナと絡みます!

濃厚かつ甘辛く磯の風味
がたまりません

クラッカーにのせて食べても
美味しいかもしれません!


くぅぅぅう〜最高!!

⚫️ワンポイント雑学
飛鸞という名
について


「飛鸞」という名前の由来は
長崎県平戸市の地名の歴史に
基づいている

かつて海から眺めた
平戸の島影が
神霊の精が鳥と化した「鸞(らん)」
という霊鳥が飛び立つ姿に
似ていたことから

「飛鸞島」(ひらんじま)
呼ばれていた

これが転じて
「平戸」となったと伝えられている

森酒造場はこの由緒ある呼び名に因んで
自社ブランドを「飛鸞」と
命名した

   【平戸観光】飛鸞のすゝめHPより引用

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飛鸞(HIRAN-ひらん-)にこまる 火入れ 1800ml
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