日本酒漂流記〜菊正宗 樽酒〜

兵庫県

菊正宗 樽酒
〜生酛
辛口

酒好<br>しょーた
酒好
しょーた

こんにちは、酒好しょーたです🍶
日本酒飲みたいなーって思った時

「冷蔵庫の中にお酒ない」😨😨

って思ったことありませんか?

今回はあえて
コンビニでも手に入る
『本格的な樽酒』を
紹介したいと思います!

菊正宗 HPより引用

⚫️菊正宗 樽酒スペック

創業と歴史


兵庫県神戸市東灘区に
1659年誕生した

360年以上の歴史を誇る老舗蔵
菊正宗酒造株式会社


酒どころ“灘五郷”の代表格であり
菊正宗といえば「THE・日本酒」の代名詞
と感じる人も少なくない

芳醇な香り・端麗なキレ」を追求し続け
全国に“辛口酒”ブームを巻き起こした

「菊は花のさかり、正宗は酒のさかり」
この言葉は酒造りの絶頂・理想の味わい
表す象徴的なフレーズとして
今なお語り継がれている


◆ 昔の名杜氏集団とは‥

歴史的に見ると
気候が寒冷な地域には
農閑期の冬に蔵に出稼ぎに行く文化があった

農閑期に酒造りを行う「出稼ぎ集団」として
各地域に独自の杜氏集団であり

特に菊正宗・白鶴・沢の鶴など
大手灘蔵の酒造りを支えた柱が丹波杜氏と呼ぶ

特に灘酒の品質向上に大きく貢献した

明治〜昭和期には
全国で5,000人以上の丹波杜氏が活動
していた時代もあるとか‥

現在は
複数名の技術者・醸造チームによる共同体制
で酒造りが行われています



◆菊正宗の酒造りのこだわり

200年以上受け継がれる
手間のかかる生酛造りへの
徹底したこだわりが特徴


灘五郷の象徴「宮水(みやみず)」を使用
ミネラルが豊富で発酵に適した硬水
これにより
端麗辛口の灘酒らしさ」が生まれる

菊正宗酒造 樽酒の定番商品

⚫️樽酒 ネオカップ ※今回紹介
⚫️純米 樽酒  1.8L 720ml 等
⚫️72L
本荷樽 等

菊正宗 HPより引用

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

「菊正宗 上撰 樽酒ネオカップ 180ml × 20本」
価格:5,220円(税込、送料別) (2025/5/14時点)


※紹介リンクは20本入りです!


今回は
コンビニ価格で
気軽に飲める

菊正宗 樽酒
〜生酛 辛口
こちらのレビューをしていきたいと思う!

⚫️菊正宗 樽酒
のラベル


ラベルには“樽”の模様と
「菊正宗」の筆文字

シンプルですが
日本酒らしい格式と落ち着きがにじむデザイン

また可愛らしいカップ酒
飲みきりサイズで
ちょうど良いです!!☺️

封を切った瞬間
ほんのりと香るのが杉の木の香り
この香りがあるだけで
なんとも「和の時間」に包まれるような気分に

酒好<br>しょーた
酒好
しょーた

樽酒ってお祝い事
でしか飲まないイメージ
だったけど‥

コンビニでも気軽に
買えるんですね🍶

 ⚫️


吉野杉の香りが特徴的👃

芳醇な旨味があるが
生酛造りにしてはすっきりとした味わい✨

酸味自体はあまり感じることなく
シャープで爽快な飲みやすさ

香りの余韻がいいですね!!!👃

酒好<br>しょーた
酒好
しょーた

冷酒だったので
杉の香りはすーっと爽快🥂

ぬる燗くらいが
一番香りが立って美味しく
なってきそう☺️

米:国産米・米麹、醸造アルコール
アルコール分:14〜15度

⚫️マリアージュ

今回飲んだ
菊正宗 樽酒は

食中酒として
和食に合いそうな一杯🇯🇵

香ばしい系・塩味系のおつまみとは
特に相性が良いかもしれません

お勧めペアリング

・塩焼き鳥(もも・皮・ネギマ)
・冷奴+しらす+柚子胡椒
・焼きとうもろこし(しょうゆ味)
・みょうがときゅうりの浅漬け

兵庫県の食材やグルメに
合わせるとしたら
明石焼


解説灘と明石は地理的にとても近
どちらも兵庫県の南部、瀬戸内海沿いに位置

明石市は
全国でも有数のタコの漁獲地

江戸時代からタコを使った郷土料理が多く
明治時代に「玉子焼き」として明石焼が誕生

明石焼は兵庫県明石市のご当地グルメで
全国的には「たこ焼きのルーツ」ともいわれる
やわらかく上品な玉子焼き風たこ焼き

外はふわっと
中はとろっとした食感

卵の風味と出汁の旨味が重なり
やさしい口当たり

タコのコリッとした食感が
アクセントになりいくつでも食べられます!

【レシピ】
家庭でつくる明石焼
(玉子焼き)

📝材料(2〜3人分

区分材料・分量備考(ポイント)
🥚生地卵:3個よく溶いておく
薄力粉:60gダマにならないように少しずつ加える
だし汁:450ml(かつお+昆布 or 顆粒だし)生地はややゆるめに仕上げる
塩:ひとつまみ(お好みで)ほんのり味付け程度
🐙具材ゆでダコ:100g(1cm角にカット)火が通りやすいように小さめが◎
青ねぎ:適量(省略可)入れると彩りと香りアップ
🍲つけだしだし汁:300ml温かくして小鉢に
醤油:小さじ1控えめの味付け
みりん:小さじ1甘みとまろやかさ
おろし生姜 or 柚子皮:お好みで風味付けにおすすめ

作り方

1.だしをとる
 時間があれば、かつお+昆布で本格だしを
時短なら市販のだしパックでもOK!

2.生地を混ぜる
 ボウルに卵を溶き
だし汁→小麦粉の順に加え
ダマにならないように優しく混ぜる

3.たこ焼き器を温める
しっかり温めて油を薄くひき
生地を流し込むようにたっぷり注ぐ


4.タコを投入して焼く
 1か所につきタコ1切れ
周囲が固まり始めたら竹串でくるっと回す


5.表面が焼けたら完成
 明石焼は焼きすぎず
「ふんわり柔らかく、少しとろける」
くらいが理想


6.つけだしを用意
別の鍋で“つけだし”を温めておき
小鉢に入れて添える

※ポイント
⚫️生地は「ゆるめ」が正解!
たこ焼きよりシャバシャバでOK

⚫️お好みで三つ葉や
柚子皮を添えると風味UP

⚫️焼きすぎ注意:
外カリではなく外ふわ中とろ
目指しましょう!

                

おがしょの晩酌

今回
ゆず大根の漬物と
さきいか
ペアリング✨


ゆず大根の漬物は
ゆずの風味🍋がよく
杉の香りとのペアリングが
最高〜〜!


さきいかは
噛み締めるたびに
口の中で杉と旨味が絡み合う

樽酒の杉の香りと一緒に広がり
“だし感”を強調してくれる

酒好<br>しょーた
酒好
しょーた

仕事終わりでささっと
買ってきてペアリング✨

The コンビニ酒万歳!!🍶


くぅぅぅう〜最高!!

⚫️ワンポイントコラム
なぜ“樽酒”が
コンビニに?

酒好<br>しょーた
酒好
しょーた

樽酒といえば
神社の境内やお祝いの席鏡開き
「ハレの日」に登場する
ちょっと特別な日本酒ですよね☺️

特別から日常へ
そんな経緯を紹介します✏️

◾️樽酒のルーツは江戸の
運送手段だった

江戸時代
日本酒は杉の木で作られた酒樽に詰められ
全国へと出荷されていました

この杉の樽から自然にうつる香り
やがてひとつの“風味”として
好まれるようになり

いつしか「香りのある酒=おめでたい酒」
として
祝いの席の定番になった

つまり
樽酒は偶然生まれ文化となった“香る日本酒”

酒好<br>しょーた
酒好
しょーた

偶然か〜〜い🖐️
ってつっこんでしまいました笑😆

◾️杉の香りを、もう一度日常へ

変わりゆく時代離れていく伝統の味と香り

・若い世代の日本酒離れ
・自宅で日本酒を飲む習慣の減少
・「香りの強い酒は苦手」と

言う声の増加

時代が進むにつれて
“杉の香りの酒=古くさい”
というイメージが先行し
本来の魅力が伝わらなくなってきていた


しかし灘の地で
350年以上にわたりその伝統を守り続けてきた菊正宗酒造
彼らにとって“杉の香り”とは
単なる風味ではなく歴史そのもの

だからこそ「日常の中に杉香を戻したい」
菊正宗は考えました。

「あの杉の香りを、
もっとカジュアルに。
もっと、さりげなく日常の中に
届けられたら——。」

その結果が、コンビニサイズの樽酒

本物の杉香をあえて小さな容器に
凝縮して詰めるという
新しい提案


◾️香りは“味”を超える記憶

杉の香りには
人の記憶に働きかける力があります

・どこか懐かしい
・気持ちが和らぐ
・静かな夜に、そっと寄り添ってくれる


菊正宗が目指したのは
酒の味そのものよりも

杉の香りがもたらす
“日本らしい癒し”の文化を未来に残すこと
だったのかもしれません

酒好<br>しょーた
酒好
しょーた

樽酒がコンビニに並ぶ——それは奇抜な挑戦ではなく
日本酒文化をもう一度
暮らしの中に戻すための
静かな一手😢

ぜひまだ飲んだことない方は
手にとって飲んでみてください!✨

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

「菊正宗 上撰 樽酒ネオカップ 180ml × 20本」
価格:5,220円(税込、送料別) (2025/5/14時点)


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