日高見
〜超辛口 純米酒〜

しょーた
こんにちは、酒好しょーたです🍶
今日も
「飲まずにいられない理由」を
日本酒と一緒にお届けします✨
今回は
魚介と相性抜群🐟
日本酒ファンから料理人まで
愛される
日高見の真骨頂⛰️
その魅力をたっぷり紹介します✏️

平孝酒造 HPより引用
⚫️大嶺酒造のスペック
◆ 創業と歴史
宮城県石巻市清水町に
1861年誕生した平孝酒造
日本有数の漁港があり
カツオ・サンマ・サバ・ホヤ🐟
といった魚介の宝庫
そんな土地で育まれてきたのが
魚に合う酒「日高見」🍶
そのキャッチコピーは
「魚でやるなら日高見で。」
これはただの売り文句ではなく
地元の板前さんたちの実感から生まれた
リアルな言葉
◆ 料理人と共に磨いた“食中酒”
「うちの酒は料理の邪魔をしてはいけない」
その信念のもと
日本酒単体の主張よりも
“料理と一緒に楽しめる味”を追求していった
実際に
平孝酒造の杜氏や蔵元は
地元寿司店や割烹料理人との
意見交換を重ねながら
味の調整を行っている🧑🍳
まさに
「酒と料理の対話が生きる蔵」
◆二人三脚で造る「日高見」
「日高見」の酒造りを語るうえで
欠かせないのが
二人のキーパーソン
⚫️六代目蔵元・代表取締役社長
平井 孝浩 氏
⚫️杜氏 佐藤 力男 氏
◆平井 孝浩 氏
平孝酒造の“顔”ともいえる存在
蔵のブランドコンセプト
「魚でやるなら日高見で。」
もまさに彼の発案
東日本大震災を乗り越え
全国や海外への展開にも尽力している
「料理と一緒に飲んでこそ、真の酒」
と語る彼の想いが
酒蔵全体の指針となっている
◆佐藤 力男 氏
実際の酒を“形”にするのが杜氏
数十年にわたって酒造りに
携わってきたベテランで
香りは控えめキレの良さと
旨みのバランスに
優れた“食中酒”のスペシャリスト
佐藤氏は
地元の料理人たちとも対話を重ね
「料理を引き立て、邪魔しない酒」
静かで力強い日本酒を醸している
平孝酒造の定番商品
⚫️日高見 超辛口 純米酒 ※今回紹介
⚫️日高見 純米吟醸 弥助(やすけ)
⚫️日高見 吟醸酒
⚫️日高見 本醸造 辛口 等…
※紹介リンクは1800mlです
今回は
通年販売されていて
定番商品である
日高見
〜超辛口 純米酒〜
こちらのレビューをしていきたいと思う!
⚫️日高見
〜超辛口 純米酒〜
のラベル
墨字で書かれた「日高見」の力強いロゴと
赤い肩ラベルとのコントラストが
かっこ良い!!
「超辛口」の文字が潔く
まさに辛口酒の王道をいく存在感
見た目からして“食中酒ですよ”と
語りかけてくるようなデザイン✨

しょーた
日高見 本醸造のラベルも
魚の絵がいっぱい描いてあって
可愛らしく好きなんですよね!
⚫️味
香りは控えめで
米の素朴さを感じさせる👃
軽やかでスッと入ってきて
ピリピリとドライ
やや中盤にかけて
吟醸香を感じつつ
シャープでキリッとした後味
潔く口の中から消えていきます😲

しょーた
本当に魚料理との相性が良い!
魚の独特な後味や臭みを
流してくれる🐟
飲み疲れもしない味です☺️
米:宮城県産ひとめぼれ 他
精米歩合:60%
アルコール分:15度
⚫️マリアージュ
今回飲んだ
日高見 超辛口純米酒は
食中酒として
魚料理の際にはおいておきたい一本🥂
刺身だけでなく
ぬる燗にして煮付けやソテー
といったいろいろな料理と
合わせても相性良し😃
宮城県の食材やグルメに
合わせるとしたら…
金華サバ
解説:宮城県石巻市の金華山沖で獲れる
特に質の高いマサバに与えられるブランド名
「金華サバ」の“金華”とは
三陸沖に浮かぶ霊峰金華山のこと
金華山沖は
黒潮と親潮がぶつかる
栄養豊富な漁場でサバの餌も豊富✨
このエリアで育ったサバは
⚫️身が締まる
⚫️脂がたっぷり
⚫️上品な甘みがある
という“極上品質”に育つ
金華サバの特徴
項目 | 内容 |
---|---|
脂のり | 一般的なサバの約2倍近い脂質含有量 |
身質 | 弾力がありつつ、口の中でとろける |
味わい | 旨味が強く、青魚特有のクセが少ない |
サイズ | 400g以上が基準(ブランド認定には条件あり) |
【オススメレシピ】
金華サバの炙り寿司
📝材料(2人分/8貫ほど)
材料 | 分量 |
---|---|
金華しめ鯖(市販品) | 1枚(200g前後) |
酢飯(温かいごはん+すし酢) | 約1合分 |
わさび | 適量 |
青ねぎ or 大葉(お好みで) | 少々 |
ガスバーナー or トースター | 1台 |
下準備(酢飯の準備🍚)
1.温かいごはん1合に
市販のすし酢 大さじ2 を混ぜる
2.うちわなどであおいで粗熱をとる
※少量の白ごまを入れても香ばしさUP
作り方
1.しめ鯖をカット
→ 約8〜10等分のそぎ切りに
(斜めにやや厚めがベスト)
2.炙る!
→ ガスバーナーで表面だけさっと炙る
→ 表面の脂がジュワッとしたらOK
※バーナーがない場合は
アルミホイルにのせて
トースターで2〜3分でも代用可
3.握る!
→ 酢飯を小さめに握り
わさびを少しのせ炙った鯖をのせる
→ 軽く指で形を整える
4.仕上げ⭐️
→ 青ねぎや大葉をトッピング
(風味&見た目UP)
→ 醤油は少しつける程度でOK
(塩気が足りることも)

冷たいしめ鯖もおいしいですが
軽く炙ることで脂の香ばしさと
とろけ感が一層増す
特に日本酒と合わせるなら“炙り”が
断然おすすめ!😋
おがしょの晩酌
今回
鯛のフルコースで
ペアリング✨
地元のスーパーで天然の鯛が1匹
なんと500円!!!
サイズも結構な大きさっっっ!🐟
刺身は
「日高見 超辛口」の
澄んだ旨味と引き締まったキレが
刺身の甘みを引き立てつつ
後口をさっぱりとまとめる
冷酒でスッと流すのがベストッ!
煮付けは
甘辛い醤油だれで、鯛の身にコクが出ます
出汁の旨味と酒の風味が重なる
少し温度を上げて
「ぬる燗(40℃前後)」にすると
日高見の旨味がじんわりと広がって
煮汁の甘辛さと見事に調和
塩焼きは
皮は香ばしく、身はふっくら
シンプルな塩味と魚の旨味
焼きの香ばしさと
日高見のすっきりした酒質がベストマッチ
特に熱燗(50℃前後)にすると
日高見のシャープさに“ぬくもり”が加わり
焼き目の香りを引き立てつつ
脂を心地よく流せる
いろいろな温度帯で楽しむ
鯛のフルコース!!!


しょーた
「超辛口」と言っても
単にドライなだけではなく
食を引き立てる優しさがある
鯛のような繊細な魚料理とも
自然に寄り添える😀
くぅぅぅう〜最高!!!
⚫️ワンポイントコラム
「超辛口」の定義って?

しょーた
日高見にも書いてある超辛口
辛口ってそもそも
どういうこと??
曖昧な表現を
まとめてみたいと思います!✏️
◾️そもそも「辛口」とは何か?
「辛口」は
甘くない日本酒をざっくり示す表現
ただし、“辛い”わけではなく
「甘味が控えめでキレがある」という意味合い
◾️日本酒度がカギ!
辛口・甘口を数値化するのが「日本酒度」
日本酒度の目安
日本酒度 | 味の傾向 |
---|---|
-5〜0 | 甘口寄り |
0〜+5 | やや辛口 |
+6〜+9 | 辛口 |
+10以上 | 超辛口!(目安) |
日本酒度は水と比べたときの比重を
もとに算出されている
糖分が多いほど重く(甘口)
少ないほど軽く(辛口)なる仕組み
◾️でも“超辛口=キツい”は誤解!
たとえ日本酒度が+10でも
味わいの印象は酸度やアミノ酸度のバランスでも大きく変わる
例えば…
⚫️酸度が高い→爽やかさ・シャープさが出る
⚫️アミノ酸度が高い
→旨味やまろやかさが強くなる
“数値上は超辛口”でも
口当たりが柔らかかったり
旨味がしっかり感じられる酒もある
◾️「日高見 超辛口」の場合は?
「日高見 超辛口 純米酒」は
実際に日本酒度 +11前後とされる超辛口ですが
⚫️酸度:約1.5前後
⚫️アミノ酸度:控えめ
これにより
✅ 味の骨格はしっかりある
✅ 口当たりは柔らかくシャープで軽快な後味
まさに
「料理を引き立てる超辛口」の理想形✨
◾️まとめ
「超辛口」とうまく付き合うコツ
ポイント | 内容 |
---|---|
日本酒度は目安にすぎない | 酸や旨味のバランスで印象は変わる |
超辛口=キツいではない | むしろ食中酒として優秀なことが多い |
表現は蔵ごとに違う | ラベルだけでなく、味を確かめて判断 |

しょーた
飲食店でお酒を頼むとき🖐️
「辛口のお酒ください」
とは言わずに
「〜〜〜に合うお酒をください!」
「フルーティーな
お酒をください!」
「スッキリシャープなキレを感じる
お酒をください!」
といった形で
注文してみると
自分に見合ったお酒が
頼めるかもしれません☺️
※紹介リンクは1800mlです
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