日本酒漂流記〜夏のおとずれ〜

山口県

大嶺3粒
〜夏のおとずれ〜

酒好<br>しょーた
酒好
しょーた

こんにちは、酒好しょーたです🍶
夏酒がどんどん出てきています
ワクワクしますね☺️

今日は
「味もデザインも映える!」
テーマに
夏になると毎年心待ちにする
ファンも多い一杯を紹介します✏️

最近ではすぐにsold outになる
貴重な夏季限定のお酒です!

Ohmine Shuzou HPより引用

⚫️大嶺酒造スペック

創業と歴史


山口県美祢市秋芳町に
1920年誕生した大嶺酒造


いったん休業していましたが
2010年に現代表によって復活!

復興を手掛けたのは
澄川宜史氏

彼のビジョンは
「日本酒をもっと自由に、もっと世界へ」

クラフト感ある小規模蔵ながら
海外展開も進める先進派です


秋吉台・秋芳洞など
日本屈指のカルスト台地にある
自然豊かな土地柄も魅力的

カルスト台地・秋吉台(あきよしだい)から
湧き出る超軟水

ミネラルが少ないため発酵に
時間がかかるがその分
雑味の少ない繊細な味わい
仕上がりになる


◆ チーム醸造という新しい形


伝統的な「杜氏ひとり」が統括する
スタイルではなく
蔵元・澄川氏を中心とした醸造チーム
日本酒を生み出しています

日本酒業界ではまだ新しい考え方ですが
今後の酒蔵経営や品質管理を見据えた
先進的な選択と言える

チームで醸すからこそ
品質の安定性と再現性が高まるのも
大きな魅力!

◆夏のおとずれ

「夏だけに現れる、透明な余韻。」
大嶺3粒 夏のおとずれは
まさに季節がくれた小さな贈り物
見かけたときが飲みどきです

大嶺酒造の定番商品

⚫️大嶺3粒 夏のおとずれ ※今回紹介
⚫️大嶺3粒
 
⚫️大嶺2粒 
山田錦・愛山・出羽燦々等
時期によって出荷されている



今回は
夏季限定
毎年5月ごろからリリースされる

大嶺3粒
〜夏のおとずれ〜
こちらのレビューをしていきたいと思う!

⚫️大嶺3粒
夏のおとずれ
のラベル


夏と冬に限定のイラスト
販売されている

夏には「夏のおとずれ」として
人魚のイラスト
特徴としている

人気イラストレーターの
たなかみさき氏との
コラボレーション✨

たなかみさき氏が描いたのは
夏の海にふと現れる透明な存在人魚

「儚さ」「美しさ」「手の届かない存在」
などのイメージが宿り
夏のおとずれの持つ味わいと重なり合う


五感で味わう日本酒体験
演出してくれる

酒好<br>しょーた
酒好
しょーた

大嶺酒造商品の中でも
特に好きな限定シリーズ👀

空き瓶を家に飾り
インテリアとしてもお勧めです🎐

 ⚫️


穏やかな上品な香り👃

ジューシーな甘味が
口にゆっくり広がっていく🥺

ライチや青リンゴのニュアンスで
瑞々しさやシャープな酸味を感じる

絶妙なバランスで
体にスッと溶け込んでいきます!

酒好<br>しょーた
酒好
しょーた

涼しげな一杯で
フレッシュ軽やか!!

酸味が特徴的で
後味よくスルスル飲めます🥂

米:山田錦100%
精米歩合:50%
アルコール分:13度

⚫️マリアージュ

今回飲んだ
夏のおとずれは

食前〜食中酒として
イタリアンに合いそうな一杯🥂

バジル等を使用した爽やかな
カルパッチョ等は
特に相性が良いかもしれません🇮🇹

山口県の食材やグルメに
合わせるとしたら
秋芳洞こんにゃく


解説:山口県美祢市・秋芳洞周辺で
親しまれている地域特有のこんにゃく

秋芳洞こんにゃくは
ぷるぷる&しっかり弾力
食べ応えがあり、煮崩れしにくい!

手作業で丁寧に練られた
昔ながらの製法を継承し
不揃いな形や自然な風味が魅力

大嶺酒造にも使用されている
秋吉台のカルスト台地の天然水あh
こんにゃくにも使用され

まろやかでクセのない味につながっている

【レシピ】秋芳洞こんにゃく風
甘辛煮しめ〜

📝材料(2〜3人分)

材料分量
板こんにゃく1枚(250g前後)
醤油大さじ2
みりん大さじ2
砂糖大さじ1
大さじ1
和風だし100ml(または水+顆粒だし)
ごま油小さじ1
七味唐辛子(お好みで)少々

下準備

1.こんにゃくを下ゆでする
 アク抜きのため
板こんにゃくを一度ゆでこぼします
 → 3分程度沸騰させてからざるに上げ
よく水気を切っておく

2.食べやすい大きさに手でちぎる
 包丁ではなく手でちぎると
味がしみ込みやすく
素朴な仕上がりなる!


作り方

1.ごま油でこんにゃくを炒める
 鍋またはフライパンにごま油を熱、
下処理したこんにゃくを
中火で2〜3分炒める

表面にうっすら
焼き色がつくくらいを目処に

2.調味料とだしを加える
 だし100mlと
醤油・みりん・砂糖・酒を加え
煮立たせる

3.落とし蓋をして煮る(中火〜弱火)
 落とし蓋またはアルミホイルで蓋をして
10〜15分煮ます
 → 汁気が少なくなり照りが出てきたらOK


4.仕上げに味を調える
 火を止めてから5分ほど置くと
味がさらにしみ込みます!

 お好みで七味唐辛子をふって完成!!

                 秋芳洞商店街HPより引用

大嶺3粒「夏のおとずれ」のような
軽快で酸の効いた日本酒と合わせると
脂っこさのない
上品なペアリングが楽しめる😋

おがしょの晩酌

今回
冷奴
サーモンのお刺身
ペアリング✨

冷奴は
シンプルだからこそ映える
夏の涼味ペアリング🎐

豆腐の大豆の自然な甘み
夏のおとずれの
フルーティな酸味が寄り添い
まるでデザートのような
余韻に変化していきます!!


サーモンのお刺身は
醤油も良かったですが
わさび醤油 or レモン+塩
 軽く炙り塩+レモンもおすすめ!
サーモンのコク × 酒の酸味がいい相性🍋

酒好<br>しょーた
酒好
しょーた

仕事終わりで時間がない時でも
いいペアリング✨

凝った料理もいいですが
サクッと飲みたい時は
こういうおつまみが最高です😀


くぅぅぅう〜最高!!

⚫️ワンポイントコラム
伝統を知らない蔵元が
日本酒を美しく変えた

酒好<br>しょーた
酒好
しょーた

見事復興を手掛けた
澄川宜史氏👨

澄川氏の経歴等を調べていたら
面白かったので紹介します✏️

「伝統とは、受け継ぐことではなく
問い直すことから始まる」——
そんな言葉がぴったり似合う蔵元が
山口県にいる

その名は、澄川宜史氏である
いまや日本酒好きの間で広く知られる
大嶺酒造の再興者

◾️元アパレル業界の男が
酒蔵を再始動

もともと彼は
日本酒の世界とは無縁の場所——

アパレルブランドのマーケティング業界
キャリアを積んでいた

だが故郷に帰った彼はふと
地元に廃業した酒蔵が残っていることを知る

建物は老朽化し
設備も使えない。
社員もいなければ
杜氏もいない。

それでも彼はこう思ったという

「ゼロからなら
むしろ自由にやれるかもしれない。


◾️酒の経験ゼロ
それでも“美しい日本酒”を目指す

彼には
杜氏の修行歴も
家業としての酒造りの経験もなかった

誰かに飲んでほしいと
思わせる酒を作るために
彼は「酒のつくり手」でありながら
「飲み手の目線」を忘れなかった

だが、彼には別の武器があった

それは——
「美しいものを見極める感性」と
「伝えるための言葉」

・ボトルデザインはミニマルで洗練
・味わいは白ワインのように透明感
・商品名も「大嶺3粒」や
「夏のおとずれ」
詩的で心に残る


◾️世界のレストランに
並ぶ酒を地方から

大嶺酒造の酒は
北欧・香港・アメリカなどの
星付きレストランでも
オンリストされている

「地元のカルストの水と米で造った酒が
コペンハーゲンのテーブルにある」


そんな未来を澄川氏は描いていた

◾️「伝統」とは
“変えてはいけないもの”ではない

彼は酒造りの常識を知らなかった
でも、それが革新の種になった

そしていま大嶺酒造は
「新しい伝統」を育てている

酒好<br>しょーた
酒好
しょーた

1人の偉大な人の
復興からの大きな挑戦🔥

澄川氏は
全国の酒蔵を巡り学び🚶

知識は
仲間で補完する😕

数値化・実験・感性の
フィードバックを重ねて
自分たちの理想の味に
近づけていく✨

酒の知識がなかったからこそ
「ゼロから最短距離で
理想に向かう方法」を探せた

男として
かっこいい澄川氏の
ストーリーに乾杯🍻


※紹介リンクは大嶺3粒山田錦です

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