日本酒漂流記〜吉田蔵u〜

石川県

吉田蔵u
〜石川門 生酒〜

酒好<br>しょーた
酒好
しょーた

こんにちは、酒好しょーたです。
徐々に夏酒が出てきましたね☀️
季節の変わり目は
色々なお酒が気になります!

今日のテーマは
「モダン山廃」
新しいスタイルを取り入れている
日本酒を取り上げてみたいと
思います✏️

⚫️吉田蔵uのスペック

創業と歴史

石川県白山市に
1870年誕生した吉田酒造店
白山のふもと、豊かな自然に囲まれた地で
150年以上にわたり酒造りを続けている
代表銘柄は「手取川」

その名の通り霊峰白山を源とする
手取川の清冽な水に育まれた銘酒


◆ 新たな挑戦「吉田蔵u」とは?

「吉田蔵u」は2021年から
本格展開を開始した新しいブランド

蔵元であり杜氏でもある吉田泰之氏
中心となり
「自然と共生し、未来につながる
酒造りをしたい」

という強い想いから生まれた

キーワードは
“自然との共生” “地元愛” “持続可能な酒造り”

石川県の酒米(石川門、百万石乃白)や
白山の伏流水「百年水」を使用し
添加物に頼らず自然な発酵の力を活かして
仕込むスタイルを徹底している

さらに
吉田蔵uシリーズの売上の一部は
白山麓の環境保全活動に寄付されている
「飲むことで自然を守る」という
素敵な循環も目指している

◆ 新しいモダン山廃というスタイル
「モダン山廃」とは
伝統的な山廃仕込みのコクを残しつつ
軽やかでクリーンな味わいを
実現した新しいスタイル

・添加物(乳酸・酵素剤)を使わない
・全て自然発酵の力に任せる
・山廃にはない飲みやすさで
現代の食事にもフィット

従来の山廃=「重厚・クセが強い」
というイメージを
爽やかに刷新した革新的な技法です!

吉田蔵uの定番商品

⚫️吉田蔵u 石川門
⚫️吉田蔵u 百万石乃白

吉田蔵uの生酒商品

⚫️吉田蔵u 石川門 生酒
⚫️吉田蔵u 百万石乃白 生酒


※紹介リンクは吉田蔵u
(百万石乃白1800mlです)


今回は
吉田蔵u
〜石川門 生酒〜

こちらのレビューをしていきたいと思う!

⚫️吉田蔵uのラベル


2024年にラベルが
リニューアル

『弾ける炭酸感を表したデザイン』

ナチュラルで優しい雰囲気と
鳥のモチーフが印象的な
現代的で爽やかなデザイン

酒好<br>しょーた
酒好
しょーた

吉田蔵uの「u」は
「優しい」の優
「あなた」へのYou

洒落た言葉で温かい気持ちに
なります
そんな優しい言葉に合う
ラベルデザイン✨

 ⚫️

グラスに注いだ瞬間
微かに泡が立ち微発泡

キリッとした辛口

口当たり柔らかくも
酸味や苦味を奥底からじわっと感じ

味わうにつれ
お酒の輪郭がくっきりと
出てきます

酒好<br>しょーた
酒好
しょーた

「これが、山廃!?」
と思うほど軽さでしたが
徐々にゆっくりと
酸が立ってきます🍶

米:石川門100%
精米歩合:60%
アルコール分:13度

⚫️マリアージュ


今回飲んだ
吉田蔵uは
微発泡で口当たりは爽やか
それでいて奥深い

キスといった魚の天麩羅といった
揚げ物料理から
旨みをしっかりと感じる
生牡蠣みたいな
クリーミーな料理にも最適

石川県の食材やグルメに
合わせるとしたら
白山堅豆腐


解説:白山堅豆腐とは
石川県白山市周辺で作られてきた
非常に水分が少なくギュッと
詰まった硬めの豆腐

一般的な絹ごし豆腐や木綿豆腐と違い

・ぎっしりとした食感
・しっかりとした大豆の旨み
・崩れにくく、煮物や炒め物に最適

といった特徴を持ち
長期保存や運搬に耐えるために
工夫されて作られてきた

◾️味や食感
・食感は驚くほどしっかりともっちり
・大豆の旨みが濃厚に感じる
・ほんのりと甘み、噛むたびに旨みが広がる

まさに
「大豆を食べるための豆腐」であり
ギュッと詰まった濃い旨みは
爽やかな酸味と奥深さと相性抜群!

           自然人.netコミュニティHPより引用

おがしょの晩酌

今回
ぶり大根
とともにペアリング

ぶり大根
(2人分)

①大根を3〜4cmの輪切りにし
十字に隠し包丁を入れる

②耐熱皿に水(大根が浸る程度)
お米(小さじ1程度)を入れ
火が通るまで温める

③ぶりは適量のお酒で5分程置く

④酒(大さじ2)・醤油(大さじ2)
・砂糖(大さじ1)・味醂(大さじ1)
生姜(大さじ1/2)・水(150 cc程度)

大根、ぶりを入れ中火で
煮立たせアクを取る

⑤落とし蓋をし7分程度加熱
(途中味見し調味料を調節する)

⑥裏返し裏面に火が通るまで煮る

※味を染みを良くするために
時間がある場合は火を通した後
冷まして再度温める

    15分で味しみ!ぶり大根 Cookpad 引用 

酒好<br>しょーた
酒好
しょーた

身のふっくら仕上がったぶりと
味の染み込んだ大根
旨みたっぷり😋

辛口の吉田蔵uで一緒に合わせると
魚の旨みをスッと流してくれます🍶


くぅぅぅう〜最高!!

⚫️ワンポイントコラム
モダン山廃誕生秘話

酒好<br>しょーた
酒好
しょーた

今日は吉田蔵uを飲んでいて
モダン山廃というフレーズが
気になり調査しました🔍

そこには杜氏の想いやこだわりを
感じました!
そのことを皆さんにも伝えます✏️

◾️生酛系酒母・速醸系酒母のおさらい

【生酛系酒母】
自然な乳酸菌の力を使ってゆっくり育てる
伝統的な酒母

【速醸系酒母】
近代になって開発された
人工的に乳酸を添加する酒母
大量生産向きで安定した品質
現代の9割以上が速醸系酒母

比較項目生酛系酒母速醸系酒母
乳酸の扱い自然発生させる乳酸を添加する
仕込み期間長い(約1ヶ月)短い(約2週間)
味わい力強く、複雑、旨味深いすっきり、クリア、飲みやすい
手間非常にかかる比較的少ない
個性強い安定している


【山廃仕込み】
生酛系酒母から
山卸といった丸一日
(2〜3時間ごとに米をかき混ぜ)
麹をすりつぶす重労働を
廃止した仕込み方法

生酛仕込みに比べてやや
味がクリアになりやすいが
生酛仕込みとほぼ変わらない
ともされている

◾️なぜ吉田泰之氏は
「モダン山廃」にこだわるのか?

田酒造店の7代目蔵元・杜氏、吉田泰之氏
彼が取り組む「モダン山廃」は
いま日本酒業界でも大きな注目を集めている
どうしてそこまで「モダン山廃」にこだわるのでしょうか?


◆ 1. 「自然の力を信じたい」から

モダン山廃は
乳酸菌や発酵助剤など
人工的な添加物に頼らず
自然界の力だけで発酵を進める仕込み方

吉田氏はこう考えています
「本来、酒は自然と人の共演で生まれるもの
もっと自然を信じた酒造りをしたい」
便利さや効率ばかりを
追い求める時代だからこそ
人間が自然に寄り添う形で醸す酒
目指している


◆ 2. 「伝統をただ守るだけじゃ足りない」と
思うから


吉田酒造店は、150年以上の歴史を持つ老舗
しかし吉田氏はこうも考えている

「伝統を受け継ぐだけじゃなく
その魂を今の時代に合った形にしてこそ
次の世代に繋がる」

だからこそ
・山廃仕込みのコクと深みを受け継ぐ
・現代の食事やライフスタイルにも合うように
軽やかでフレッシュな飲み口を実現する
これがモダン山廃という新しい挑戦



◆ 3. 地元・白山の恵みをよりピュアに
伝えたい


吉田蔵uシリーズでは

・石川県産の酒米(石川門、百万石乃白)
・白山の雪解け水「百年水」

こうした地元の恵みを素材にしている
そしてモダン山廃は
なるべく手を加えず
自然そのものの旨味を引き出す製法

つまり
「地元の米と水の素直な美味しさ」を
ストレートに届けるために
モダン山廃という方法を選んだ

いうことになる

モダン山廃=未来への贈り物
吉田氏にとってモダン山廃とは

・自然を敬い
・伝統を生かし
・地域と共に生き
・次世代へつなぐための新しい形

まさに「未来への贈り物」というこ
だからこそ、彼はモダン山廃に
こだわり続けるのです

酒好<br>しょーた
酒好
しょーた

「未来への贈り物」
ということがわかる
そんな気持ちが伝わる内容でした😢

モダン山廃に
こだわり続ける男の挑戦🔥

これからの時代は
より地元や伝統にこだわった
そんなお酒造りが
主流になっていくのかな🍶


※紹介リンクは吉田蔵u
(百万石乃白1800mlです)

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