冩楽 純米吟醸
おりがらみ弐
甘いメロンの香り
微弱なガス感と共にジューシーで
風味豊かな旨みを味わえる一杯
⚫️冩楽のスペック
1955年、福島県会津若松市にて
宮森啓司酒造場設立後
宮泉銘醸株式会社を法人化した
現在宮泉銘醸では
前より造られていた會津宮泉と冩楽
を発売している
「米を愛し、酒を愛し、人を愛す」
とのコンセプトのもと
現社長宮森氏と源製造部長山口氏
と共に酒造りを行っている
会津産の酒造好適米と
県外からも名だたる酒造りに特化した
酒米を使用し各月に代表のお酒を
販売している
また通年で
「夢の華」を使用した純米酒
「五百万石」を使用した純米吟醸酒
を販売している
宮泉銘醸株式会社HPより引用
今回手に入れたのは
冩楽 純米吟醸 おりがらみ 弐
こちらのレビューをしていきたいと思う!
⚫️冩楽のラベル
行書体で大きく書かれた
冩楽の文字
前面に書かれたおりがらみの
文字の後ろには
弐という文字が書かれている
おりがらみシリーズの
壱から始まり弐に続き参で終わる
季節限定酒となっている
爽やかな青文字で描かれ
フレッシュさや瑞々しさが
ラベルからも伝わってくる
⚫️味
夕張メロンのような
フレッシュながらも芳醇な甘い香り
ジューシーな米の旨みが
口の中全面に広がり
まるで口いっぱいに果実を
含んでいるかのよう
嫌味な甘さや拗さは一切なく
瑞々しいお酒のキレがあり
鼻から香りが
シャープにスッと抜けていく
甘みと香りを十分に
最高の堪能できる日本酒
⚫️マリアージュ
フレッシュフルーティーな
酒米の旨みを十分に堪能できる冩楽は
単体として十分に楽しめる日本酒
食中としても邪魔にはならず
洋食等にも相性が良さそう
例:サーモンのカルパッチョ
甘めのクリームチーズ
福島県の食材やグルメに合わせるとしたら
いかにんじん
解説:福島県の郷土料理として
100年以上の歴史を持つ伝統的な一品
するめいかとにんじんを細切りにし
醤油、味醂、酒等で味付けする料理
おかずやおつまみとして相性良く
福島の正月料理としても
欠かせない地元から愛されている郷土の味
なっぷ 福島の名物13選より引用
おがしょの晩酌
今回は酢牡蠣とだし巻き卵とともに
ペアリング
酢牡蠣はサッパリしつつも
牡蠣の濃厚な味わいを感じることができ
ペアリングとしてバッチリ合う一品
だし巻き卵はやや日本酒の味が
強く出てしまい出汁が薄く感じてしまった印象
卵中にチーズや明太子等
入れた方が良かったかな…。
それでもおりがらみの冩楽と
おつまみとのペアリング
くぅぅぅう〜最高!!!
⚫️ワンポイント雑学
『一升瓶と四合瓶』について
一升瓶入りの日本酒は
明治末に初めて登場した
元になった通い徳利が
一升の大きさだったのが
一升瓶のルーツとか…
その後四合瓶ができたことで
飲み切るまでに時間がかからず
家飲みとしてワイン同様
テーブルにおいても違和感なく
日本酒がより家庭に広まるようになった
またお酒によっても
一升瓶のに向くお酒と
四合瓶に向くお酒がある
一升瓶は飲食店で使用されたり
タンク保存して2回火入れのお酒や
お燗向きのお酒、古酒等
味が変化して楽しめるお酒も
オススメとされている
四合瓶はフレッシュを売りにした
生酒や火入れが1回のお酒等が
オススメとされている
冷蔵庫にしか置いてない我が家では
お酒の管理が難しく
いずれ日本酒セラーが欲しいと思う…
次回は日本酒の管理方法について
説明していきたい
ゼロから分かる!図解 日本酒入門より引用
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