日本酒漂流記〜伯楽星純米吟醸おりがらみ生酒〜

宮城県

伯楽星
純米吟醸
おりがらみ 生酒



綺麗な酒米の旨みを堪能

爽やかなキレも感じ杯が進む
究極の食中酒

⚫️伯楽星のスペック

創業は1873年
当時新沢商店という名のもと
宮城県大崎市にて
酒造りが開始された

1950年
株式会社新澤醸造店として
名を改め会社設立し
2002年に伯楽星の
醸造を開始した

伯楽星の伯楽とは
中国周代を生きた
馬を見分ける名人のことを指し


その伯楽が育てた名馬が天に昇った
という地元に残る伝説に由来している

消費者に品質を
見抜いてもらいたい

という想いが込められている

2018年には当時22歳の渡部氏
全国最年少女性杜氏として就任し
伝統を守りながらも革新的な取り組みを続けている

通年販売の定番商品は
伯楽星 特別純米
伯楽星 純米吟醸
伯楽星 純米大吟醸

新澤醸造店HPより引用

今回手に入れたのは季節限定となる
伯楽星
純米吟醸
おりがらみ生酒
こちらのレビューをしていきたいと思う!


⚫️伯楽星
純米吟醸 おりがらみ生酒~
ベル


シンプルな縦長の白地を基調とし
ラベル中央には黒字で「伯楽星」と
大きく書かれている

右上には高級感漂う
特定名称(純米吟醸等)が
箔押しで表示されている

左側にはひらがなでルビが振られ
シンプルで飾らないデザイン
消費者に品質を見抜いてもらいたい
という思いも込められている


 ⚫️

宮城県産酒造好適米の「蔵の華」
100%使用

青リンゴのようなフレッシュさがあり
綺麗なお米の旨みを感じる

爽やかなキレが口や喉に染み渡り
スッキリとした飲み口

料理の味を邪魔せずそっと寄り添う
「究極の食中酒」にふさわしい一杯である

また瓶を傾けることで
白く沈んだ「澱」の複雑みを
感じることができる

⚫️マリアージュ

 フレッシュな香りや
透明感のある飲み心地
料理の邪魔をせずお供として
そっと寄り添い良い相乗効果
生み出してくれる

伯楽星〜おりがらみ純米吟醸生酒〜は
冬季限定商品であり
冬の食材と併せて食べるのが良いか
例:鰤しゃぶ 白菜のうま煮

宮城県の食材やグルメに
合わせるとしたら
せり鍋



解説:宮城県のせりの生産量は国内トップ
湧水に恵まれた土地で盛んに生産される

特に9月から3月にかけて
根のついた「根せり」が収穫される

歯応えと強い香りで古来より
宮城県では冬の定番グルメとして
大活躍している

宮城旬鮮探訪より引用

おがしょの晩酌



今回
ポテトサラダと
しまあじのお刺身
とともにペアリング

ポテトサラダはおがしょ家の定番メニュー
きたあかりを使用し潰しすぎず
ホクホクとした食感や甘みを
感じられやすく調理し
伯楽星とずっと楽しんでいられる

しまあじのお刺身
美味しいが
もう少しちょびちょびと
食べながら飲みたい
しまあじのお刺身を小さく切れば
良かったかなと後悔

それでも伯楽星と
おつまみとのペアリング
くぅぅぅう〜最高!!!

⚫️ワンポイント雑学
『日本酒の管理方法』について



日本酒の天敵は光
紫外線や蛍光灯に晒すのは厳禁

また瓶の色にも光を
通さないよう色がついている

黒➡︎茶➡︎緑➡︎青➡︎白

黒が一般的に高価であり
その分光を通さないとされている

その為冷蔵庫やセラー等の
冷暗所を好み
生酒においては開栓すると
空気にふれ酵母の発酵が進んでしまい
味のバランスは変わってしまう為
比較的早く飲み切ること
推奨している

またワインとは違い
日本酒の栓はコルクでは無く
王冠や金属製のキャップが使用され
酒がキャップに触れると劣化が進む

また日本酒は振動にも弱いとされており
このような理由から
立てておくことが推奨されている

ゼロから分かる!図解 日本酒入門より引用


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