交酒 花風
RICE&HOP交酒
稲とアカべ
ホップの香りと日本酒が絶妙に調和
クラフトサケという
新スタイルの吟醸酒
⚫️花風のスペック
2021年創業の「稲とアガベ醸造所」
男鹿の自然をイメージし
土・風・雷・星といった形で製品を表現

秋田県・稲とアガベ醸造所/SAKE Street HPより引用
今回は風
「業界に新しい風を吹かせる」
という想いを込めて造られている
日本酒の製造技術をベースにしながら
副原料を入れることで
新しい味わいを目指した新ジャンルとなる
クラフトサケ
今までにも副原料として
ホップだけでなく
緑茶やコーヒー 果物や蜂蜜等
多くのものに挑戦を続けている
代表は元々福岡県出身である
岡住修兵氏
秋田県の酒造会社で
働くために移住
人生が豊かになったその恩返しとして
起業した会社である
稲とアガベの経営理念は
「男鹿の風土を醸す」
その中でこめられた2つの意味
⚫️男鹿の土地を理解し
男鹿の風土を瓶に
そのまま詰め込んだようなお酒造り
⚫️多くの人々がワクワクするような
事業を創出し人々の交流が促され
この地が未来に向けてよくなっていく
このような理念のもと
男鹿が「酒の聖地」となる未来を創ることを
目指し酒造りを行なっている
今回手に入れたのは
ホップを副原料とした
交酒 花風
こちらのレビューをしていきたいと思う!
⚫️花風のラベル
花風のラベルの特徴は
クラシックでありながらも
新しさを感じさせる
独特なデザインが特徴
花風の名前の由来は
花:ホップの和名である「西洋唐花草」
風:稲とアガベのクラフトシリーズの
コンセプト
文字は書家の辻井樹氏が担当し
ラベルデザインは石田敬太郎氏
ナマハゲのようなデザインが
男鹿への郷土愛
また可愛らしさすら感じる
ラベル上部には
「忽布」
RICE & HOP と書かれており
日本だけではなく
外国人でもわかり日本らしさを
表現したデザインとなっている
⚫️味
ライチやグレープフルーツのような
爽やかな香り
またクラフトビールのような
ホップな香りを連想させる
軽やかな飲み口で
酸味と日本酒由来の甘みもしっかりと感じる
後味には心地よく苦味も感じることができ
鼻からも抜けている香りを
堪能できる
新しい飲み方や味わいを追求する
日本酒好きな方だけでなく
日本酒ビギナーや外国人
日本酒を紹介する際の話題作りとしても
お勧めできる一杯
⚫️マリアージュ
今回飲んだ花風は
新しいジャンルの日本酒
ホップ由来の香りや味が
天ぷらといった揚げ物との
相性抜群
和食料理屋に
花風がおいてあったら
うんちくを語りながら
外国人に説明し一緒に飲んでも
楽しいかもしれない
秋田県の食材やグルメに
合わせるとしたら
ハタハタの天ぷら
解説:秋田の男鹿名物のハタハタ
ほぐれやすい身はタンパクで美味
11〜12月にかけて産卵のため
大群で押し寄せる
しょっつる鍋や塩焼きも良いが
カラッと天ぷらでも食べてみたい
(私はハタハタを食べたことはありません)

美の国秋田ネットHPより引用
おがしょの晩酌
今回
ジャガイモと大葉のガレット
とともにペアリング
新しいジャンルのお酒には
新しいジャンルの肴を
カリカリに上がったジャガイモを
花風で流し込みます
いつもはビールのところを
一杯目から花風で
大葉が入り香りよく
やはり揚げ物と相性良く食べれます
くぅぅぅう〜最高!!!

⚫️ワンポイント雑学
『日本酒製造免許』
について
今回は「稲とアガベ醸造所」に
ちなんだ記事を紹介
日本酒製造免許の新規交付も
60年以上にわたり
認められていない
それは即ち
日本で新しく日本酒を造り
国内で販売してはいけないことを指している
現行の酒税法では
「酒税の保全上酒類の需給の
均衡を維持する必要がある」ため
国内の日本酒消費量は
年々右肩下がりで
1973年がピークだとか‥
しかしながら
右肩上がりで伸び続けているのが
海外での日本酒需要である
確かに最近色々な場所でも
日本酒を嗜んでいる
外国人をよく目にする
獺祭は海外に展開をしている
酒蔵の1つとして有名ですよね
この需要が伸びて来ている海外では
日本酒が必要とされ
輸出用清酒の製造免許は
2020年頃より解禁となっている
「稲とアガベ醸造所」の岡住氏は
既に輸出用清酒の製造免許を取得している
いずれは岡住氏の造った
清酒が飲んでみたい
また岡住氏は
海外展開に注力するのではなく
飲めないという現状への問題提起にし
免許取得のルールを動かすきっかけになればと
考えている
男鹿の街を酒シティーにし
繁栄させる岡住氏の挑戦を
クラフトサケを飲みつつ応援したい
サストモHPより引用
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