二兎
純米吟醸雄町五十五
うすにごり生
「二兎追うものしか二兎を得ず」
相反する二つの性質を
併せ持つ味わいが特徴な
絶妙なバランスを追求している一杯
⚫️二兎のスペック
1690年愛知県岡崎市にて
創業した丸石醸造で
造られているお酒
岡崎市は古くから
日本酒造りが盛んであり
徳川家康の生誕地としても知られている
1945年には震災で酒蔵が全焼する
戦果に見舞われてしまうが
2年後には酒造りを再開し今日に至る
2015年より古くからの歴史をもつ
丸石酒造が手掛け
「全国の地酒ファンに愛されるお酒を造る」
というチャレンジ精神のもと
生み出したお酒が二兎である
その他丸石醸造で手掛けるお酒
徳川家康
三河武士
長誉
魅惑の果実
丸石酒造株式会社HPより引用
今回手に入れたのは
二兎
純米吟醸雄町五十五
うすにごり生
こちらのレビューをしていきたいと思う!
⚫️二兎のラベル
まず目に入るのは
向かい兎と呼ばれる可愛い紋
子孫繁栄を象徴する兎を
向かい合わせにすることで
「2つを結びつける」といった意味も
込められているそう
可愛いラベルデザインとは相反し
「二兎追うものしか二兎を得ず」
といったコンセプトあり
丸石醸造の酒造りに対する探究心
が込められている
限定ラベルも多数発売されており
どれも可愛いラベルとなっている
⚫️味
上立ち香穏やか
口に含むと
トロッとした雄町らしい米の旨味を感じ
酸味やキリッとした辛味も
鼻から抜けていく
ずっしりと感じながらも
軽快に飲み進められる
相反する味わいが楽しい
絶妙なバランスで
最初から最後まで楽しめる
⚫️マリアージュ
今回飲んだ二兎(雄町五十五)は
バランスが取れた複雑な味わい
もちろんそのままでも美味しいが
食中酒としても最高に美味しい
雄町独特な甘さには
濃厚な味噌料理や
バターを使った料理が合いそう
例:サワラの西京焼き、塩辛じゃがバター
愛知県の食材やグルメに
合わせるとしたら
どて煮
解説:家庭や居酒屋で愛される
名古屋を代表する料理の一つ
愛知特有の八丁味噌で甘辛く煮込み
味を染み込ませた牛すじやこんにゃくは
二兎の旨みと合うこと間違いなし

日本旅行Trip +aより引用
おがしょの晩酌
今回
妻の作ったチーズケーキ
とともにペアリング
2月14日はバレンタインデー
仕事で帰宅すると
自家製チーズケーキが冷蔵庫に…笑
ご飯を食べてから
切り分けて小皿に取りました
甘さは控えめで
チーズの濃厚な旨味が最高です
二兎との相性もよく
良い相乗効果を生んでます
くぅぅぅう〜最高!!!

⚫️ワンポイント雑学
『オマチスト』
について
“オマチスト”は「雄町」を使用した
日本酒を愛好する人々を指す言葉
雄町は山田錦の祖先とされ
その生産の9割を岡山県が占めている
酒米の粒が大きく
心白が球状になっている
その為米が柔らかく醪の中で溶けやすい
雄町を使用した日本酒には
以下のような特徴がある
◯丸みのあるふくよかさ
◯昔の米らしい野生味
◯幅のある複雑な味わい
◯長い余韻
◯熟成で化けるうまみ
◯料理との相性は抜群
またJA岡山は全国のオマチストを集めた
「雄町サミット」が開いており
2024年9月で15回目の開催となっている
新潟の地酒かじやより引用
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