日本酒漂流記〜亀泉〜

高知県

亀泉
〜純米吟醸 生原酒 CEL-24〜

酒好<br>しょーた
酒好
しょーた

こんにちは、酒好しょーたです。
皆さんは休肝日ありますか?
最近まともに休肝日を取れず
後悔しています…😭

今日のテーマは
「甘うまジューシー」
高知県から届いた1本

これ日本酒ですか?と思わせる
面白い人気酒を紹介します✏️

⚫️亀泉CEL-24の
スペック

創業と歴史

高知県土佐市に
1897年誕生した亀泉酒造
高知県土佐市の自然豊かな地で
長年地元に根付いた酒造りを行っている


◆ 「土佐の地酒」を全国へ

高知といえば「辛口でキレのいい酒」が主流
しかし亀泉酒造はその中で独自路線を歩みます

・地元産米「吟の夢」などの活用
・高知酵母CEL-24などの試験的導入
・鮮度重視の生原酒展開

亀泉酒造は少人数の蔵ですが
蔵元・岡林和人氏
「自由で面白い酒を作りたい」という想いと
杜氏・西原一民氏の技術がかけ合わさり
ユニークで高品質な酒が次々と生まれている

◆西原氏のこだわり
西原氏は、高知県産の米・酵母・水にこだわり
地元の素材を活かした酒造りを行っている

特に高知県工業技術センターで
開発された酵母「CEL-24」
使用した純米吟醸酒は
フルーティーな香りと甘酸っぱい味わいが特徴
国内外で高い評価を受けている

この酵母をいち早く取り入れたのが
西原氏であり
その革新的な取り組みから
「CELの魔術師」とも称されている

亀泉酒造の定番商品

⚫️亀泉 純米吟醸原酒 CEL-24
⚫️亀泉 純米吟醸原酒 高育63号

⚫️亀泉 純米大吟醸 山田錦
⚫️亀泉 特別純米/本醸造



今回は
亀泉
純米吟醸 生原酒 CEL-24

こちらのレビューをしていきたいと思う!

⚫️亀泉CEL-24のラベル


なんといっても
手書きの酒質分析値

アルコール度数・日本酒度・酸度・アミノ酸度
などの酒質分析値が
手書きで記載されている

これは仕込みタンクごとに
異なる味わいを示しており
消費者が好みに合った1本を選ぶ
手助けとなっている

酒好<br>しょーた
酒好
しょーた

このラベルは
日本酒ファンの中でも話題🤩
酒質分析値を見ながら
飲むのが楽しい

コレクションしている人も
いるほど🔍

 ⚫️

高知県工業技術センターで
開発された酵母「亀泉CEL-24」

振り切っているほどの
パイナップルや白桃を思わせる
華やかな香りが特徴

甘酸っぱい味わいが口に広がり
とてもジューシー

日本酒とは違うような
白ワインのようなキレも感じる

酒好<br>しょーた
酒好
しょーた

事前情報として
甘口と聞いてはいましたが
ここまで振り切っているとは…😲

しっかり酸もあるため
飲むたびに癖になっていきそうな
衝撃的な味でした🍶

米:広島県産の酒造好適米「八反錦」
精米歩合:50%
アルコール分:14度

⚫️マリアージュ


今回飲んだ
亀泉CEL-24は
フルーティーで
甘酸っぱい味わい

酢の物やポン酢料理
デザートとも相性は抜群

高知県の食材やグルメに
合わせるとしたら
うつぼのたたき


解説:高知県といえば
一本釣りで釣り上げる鰹が有名
鰹の消費量は全国1位

また鰹のたたきならず
高知県にはうつぼのたたきといった
隠れたグルメが存在する

うつぼは「海のギャング」と
呼ばれる珍味であり
うつぼを食べる文化があるのは
四国や紀伊半島、南房総等一部エリアのみ

高知県では人気食材として
古くから食べられていて
味わいは見た目に反して上品な味わいで
たたきや唐揚げ、塩焼き等で
食べる文化がある

皮目を炙って香ばしさを引き出し
ポン酢や薬味とともにいただく

「亀泉CEL-24」の甘酸っぱい味わいが
旨みと香ばしさを引き出し
絶妙なバランスを生み出します

           Train Journey トレたびHPより引用

おがしょの晩酌

今回
白桃(シロップ漬け)
とともにペアリング

友人の内祝いでいただいた千疋屋の白桃
千疋屋総本店オリジナルのシロップは
ちょうどいい上品な甘さで
嫌味にならない美味しさ

食後のデザートとして
亀泉CEL-24と合わせる
ペアリングは相乗効果を生み出し最高

酒好<br>しょーた
酒好
しょーた

華やかな亀泉×白桃のペアリング
果物に相性がいい亀泉☺️


くぅぅぅう〜最高!!

⚫️ワンポイントコラム
高知県工業技術センターって
どんなところ?

酒好<br>しょーた
酒好
しょーた

今日は亀泉を飲んでいて
CEL-24をつくった
高知県工業技術センター
という場所が
気になり調査しました🔍

日本酒造りを裏側から支える存在
の場所について伝えます✏️

◾️地元の“ものづくり”を支える頭脳集団

高知市布師田にある
県の研究開発機関
正式名称は
「高知県産業技術センター(工業系部門)」で
県内のものづくり企業や伝統産業を
技術の面から支援する
まさに“知恵の泉”

食品・繊維・電子・機械など
さまざまな分野の
研究開発や技術支援を行っており
酒造業もその一つ
高知県産の魅力を技術の力で引き出し
地元産業の発展に貢献

高知県工業技術センターHPより引用

◾️「CEL-24」酵母の生みの親!

「CEL-24」は、高知県工業技術センターが
1993年に独自開発した清酒酵母
特徴はなんといってもその香りと甘酸っぱさ

パイナップルや白桃のような
トロピカルな香りが特徴で
使用酒の「亀泉 CEL-24」は甘口日本酒の
代表格として全国で大人気

実際に「CEL-24」は
高知県内の蔵元に無料で提供されており
亀泉酒造をはじめとする多くの蔵元が
この酵母を用いて
個性豊かな酒を生み出している

◾️技術 × 地域 × 酒蔵 = 新しい日本酒の形

高知県工業技術センターが素晴らしいのは
単に酵母を作るだけでなく
地元の酒蔵と密に連携して
より良い酒造りをサポートしているところ

例えば、酒質設計や発酵条件のアドバイス
品質評価の支援など
まさに“伴走者”として寄り添う存在

酒好<br>しょーた
酒好
しょーた

亀泉 CEL-24」や
「土佐しらぎく CEL酵母仕込」等
今や人気の高い
“フルーティー系日本酒”の背景には
こうした技術センターの努力🔥

表舞台には出ませんが
日本酒の未来をつくる影の立役者
それが高知県工業技術センター
なんですね✨


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